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*はじめに*

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04.gifこのブログサイトは*花*より*団子*(当サイトではあえての表記です)の*二次*小説*サイトです。
04.gif二次の世界を理解できない方、当サイトの傾向を理解できない方は無理をせず、すぐに退避してください。
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27.gif素人の書くものなのでお見苦しい点もあるとは思います。それでも理解いただける方のみ楽しんでいただければ幸いです。
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*ウラ花とは*

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07.gif*ウラ花*とは、小説のウラの話をこちらで書いて紹介することを目的としています。
07.gifつまり、ウラの話=ウラ話→ウラ花とかけています。
07.gifこちらのページを読まれなくても本編には差し支えはありませんが、読んでいただけると、『へぇ~そんなんだぁ』程度には*ウラ花*があることもあります。
07.gifお時間がある方はお付き合いください。




解除しました

パスの設定を解除いたしました。
遅くなってごめんなさい。
次のお話の更新は2月の後半を予定しています。
今しばらくお待ちください。

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グッバイ2018年 ハロー2019年

2019年もまたたくさんの方に遊びにきていだだけますように。


さて、一年間たくさんありがとうございました。
今年もたくさんの方に遊びにきていただき、たくさんの拍手をいただき、コメントをいただきまして、たくさんありがとうございます。

師走に中途半端に出もどりしましたが、どんなにここを不在話にしても、やはりここでお話を書くことが好きだと戻るために実感します。色葉にとってここはどんなに不在にしても必ず戻ってくるハウスなんだと。
そんなハウスにこれからもたくさん遊びにきていただけるようにできればと思っています。

今回、出もどり作にして、無帽にも連載をかくにあたり、概要を決め、ある程度は書き溜めてみたものの、久しぶりすぎて、スムーズには書けないということで、一話あたりにめちゃ時間がかかり、なんとか書けて更新しておりましたら、あっと言う間にストック切れという相変わらずの計画性のなさです。
本来であればせめて5話を更新するぐらいはと思っていたのですが、結局、年末恒例大掃除に手間取り修正が間に合わず更新することができませんでした。

そんなこんなで、来年のことなど、出もどり人の色葉には予測できませんが、また永遠契約のお話を更新していきますので、おヒマなときに遊びにきて下さいね。

そしてそして面倒なパスを入力をしてから読んでいただいていた方は本当にありがとうございました。
さぞ面倒だったことと思います。
久しぶりすぎてちょっぴり恥ずかしかったこから設けてみたのですが、皆様も非常に面倒でしょうから、撤廃いたします。

間も無く来年2019年を迎えますが、どうぞこれからもたくさんよろしくお願いします。
それではまたここでお待ちしております。

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変わるもの変わらないもの

お昼過ぎ、バイト先までむかえにきてくれた類に連れられ向かった先は、新宿にある映画館。
バイトを午前中で切り上げて、類と約束していた映画をみるために、来ていた。
大抵映画をみるときはショピングモールに併設されている映画館でみていたために、つくしがここにくるのは初めてだった。

上映時刻は13:35分からとのことで、30分くらい前に着き、類に着いて行くものの、普段見知った雰囲気とは明らかに違う入り口に、ついキョロキョロと辺りを見回してしまう。

「牧野、行くよ。」
類に呼ばれてついていくと、なぜか前を歩く店員の姿。
なぜ店員に先導され歩いているのか疑問に思いながらも、案内された部屋に入ると、そこは別空間が広がっている。
さすがのつくしもここにきてようやくこの部屋の存在が何か気づく。

「ちょっ、ちょと類!これプラチナルームってやつじゃない!」
「そうだよ。」
「そうだよって!そんな簡単に。あたしはてっきり普通席でみるんだって思ってたから。」
「普通席じゃ落ち着いてみれないし、それに足が引っかかってやだ。」
「やだって…。」
結局は足が長い自慢かい!

『あれ?そう言えば前にも類とこんなやりとりをどこかでしたような。どこだっけ?えっと……あっ、思い出した!』
あの時と何ら変わらない類の姿についもれる笑み。

「ふふ。」
「どうかした?」
「ん?思い出してたの。前に道明寺を追ってNYに行ったあたしを類が迎えにきてくれたじゃない。あの時、帰りの飛行機のチケット取ってくれたときと同じこと言ってるなって。」
「そうだっけ?」
「そうなの!まったくこれだから、おぼっちゃんは!」
ブツブツ文句を言ったところで、今更類のおぼっちゃん感覚がどうにかなるものでもなく、ここもキャンセルもできないのなら、ここは素直に類に感謝して、楽しもうと気持ちを切り替える。

「類、ありがとうね!こんな所で次いつみれるかわからないから、楽しまないとね。」
「ん。」
そう応えるだけにとどめる類。
『そんなことないと思うけど。』と言う言葉は続かなかった。
司がNYに居る今は無理でも帰ってこればいつでもみにこれるどころか、あいなら貸切にだってするだろう。
そんな台詞が頭をよぎるが口にはしない。
わざわざ口に出してつくしに司の存在を思い出させて寂しい思いをさせたくない気持ちと、自分と一緒に居る今だけでも司のことを考えてほしくないと言う類の小さな嫉妬心。
室内をあちこち見て回り、純粋に楽しそうにしているつくし。
そのつくしの変わらぬ姿に類も笑顔になる。今は二人でいるのだから、余計なことは考えずに映画を楽しもうと。

「牧野。ほらこれ、ウエルカムドリンクにスイーツだって。この部屋の得点らしいよ。好きなの頼めば?」
「なにそれ!そんなのあるの?すごすぎっ!」
プラチナルームを楽しむと宣言した通りつくしは、ウエルカムドリンクにスイーツをちゃっかり楽しんだあと、その後別室に移動して、普通席ではありえない座り心地の良いソファーでお目当の映画を堪能し、二人は映画館を後にした。

「映画、すっごくよかった!類、本当にありがとうね。」
「あんたの、それも変わらないね。」
「やっぱりお互い一年くらいじゃ変わらないよね。」
「だな。」
互いの変わらない姿に安堵すると共に、映画の内容を話しながらあてもなく歩く。
これもまたいつもと変わらない二人の姿がある。

「それにしてもあの先輩医師が癌だったなんてね。」
「主人公達にバレて『医者の不養生だ。』っていったとこは辛そうだったな。」
「だよね、あそこはみてられなかったよ!」
「ぷぷ。牧野、泣いてたよね。」
「だって。映画だってわかってても辛いシーンなんだもん。」
「まあな。」
「医者だけに自分のことは自分が一番わかっちゃうなんて…やっぱり辛いよね。」

二人がみた映画はあの日DVDをレンタルしてつくしのアパートでみたあのドラマの続きで、研修医達のその後のストーリー。
主人公達研修医の救命での研修終了と時を同じくして、主人公達を厳しく指導していた先輩医師の癌が発覚し、主人公達の医師としての立場と先輩医師でもあり患者でもある医師にどう向き合っていけばいいのかを問う難しいストーリーだった。
しばらくして、類とつくしが信号待ちをしていると、どこからか聞こえてきた男女の話し声。
「さっきすごかったよね。」
「まじやばかったよな。」
「ニュースではみたことあったけど、まさか目の前で車がコンビニに突っ込むとはだよね。」
「ああ。ってか、中にいたお客さんたち無事だといいけどな。」
「うん。」

二人の会話が終わったと同時に信号が青に変わり一斉に歩き出す。
そんな中つくしだけが信号が青に変わったことにも気づかず、立ちどまったまま。さっきまで横にいたはずのつくしが居ないことに気づいた類が 、振り返りつくしを呼ぶ。
「牧野?」
類に名前を呼ばれていることも、にぎやかな喧騒もまるで聞こえない。
ただ頭をよぎるのは、必死に急患と向き合っていた研修医達の姿。
ただし、あれは映画で現実ではない。
それに自分はまだただの高校生でしかなく、さらには自分にできることなど何もないことなど百も承知だ。
それにここは東京。
大勢の人間が行き交う街。
歩行者の中には医者がいるかもしれない。
何かできる人が居て、その人達がきっとなんとかしてくれる。
頭ではわかってる。
でもさっきみた映画の主人公の山くんたちのようにもし自分が医者だったら、そんなことが脳裏を駆け巡って類の自分を呼ぶ声も聞こえない。
『あたしがもし医者だったら。』
『あたしも医者にな…』
牧野…きの、牧野!」
「えっ?」
目の前には自分を心配そうに見つめる類の姿。
さっきまで横にいたはずの類が目の前にいることも、信号が青に変わったことにも気づかずにいた。

「牧野、どうかした?疲れたんだったら、どこか店入る?」
類に背中を軽く押され歩き出す。
「ごっ、ごめんね。なっ、なんでもないの。信号待ちしている間に今日の夕飯のこと考えてただけだから。それで昨日何食べてたか考えてて。…あっそうそう!夕飯と言えば何たべか思い出せないとダメって知ってた?それで昨日は鮭を焼いて食べたから、今日は野菜炒めにしようかなって思ったんだけど、そしたら、冷蔵庫にキャベツがあったか気になり出しちゃって!」
「ほんとに大丈夫?」
「大丈夫もなにも、夕飯とキャベツのこと考えてただけだから。」
「そう?」
何も気づかなかったふりをした類。
映画館を出て映画の話をしていた所までは普通にしていたのに。
ここに来るまでに何かつくしが気になることなどあったかと思考を巡らすも、特に思い当たる節はない。
相変わらず動揺するとよく話くせこそがつくしに何かあったことを物語っている。

「牧野、あそこ入ろう。映画館から結構歩いたから俺、喉乾いたし。」
つくしにはそれが類の優しさだとわかってはいたが、さっき胸の中に芽生えた気持ちはまだ不確かすぎて、自分自身も戸惑いの方が大きく、心配してくれている類の優しさに申し訳なく思う。
一方、類はもしかしたら何か心配ごとができたのであれば、話してくれるのではないかと思い、近くにあったカフェに入り、アイスコーヒーを二つ注文する。
さっきの出来事など何もなかったかのように、つくしの話に耳を傾けるも、その後のつくしの様子に特に変わった点もなく。
結局、店を出た後は一緒にアパートまでの道のりをゆっくり歩き、帰ってきた。

「送ってくれてありがとう。」
「疲れてない?明日もバイトだろ?」
さっきの自分の様子を気にしているのがわかる。
「全然!むしろ楽しみにしてた映画みれたんだもん、明日からもバリバリバイトがんばれるよ!」
「無理しすぎるなよ。」
と言ってつくしの頭に手を置き、くっしゃっと髪を掻き回すと、「じゃ。」と言って、さっき二人で歩いた道を類は引き返していった。


ごはんを食べ、シャワーを浴び後は明日のバイトに向けて寝るのみではあるが、まだ寝るには少し早い時間。

テレビでは今日一日に起きたニュースをアナウンサーが告げている。そんな中、映画の帰りに一組の男女が話していた内容と一致するニュースが流れていた。

「…。」
その瞬間、脳内を駆け巡った思い。
ちゃぶ台の上に置いてあったスマホを眺めて司に電するか数秒悩んだ後、手に取った。
類とDVDを見た日、司に電話をかけたものの、やはり繋がることはなく。
翌朝みたスマホに着歴もなかった。
スマホから司の名前を探し出し発信ボタンを押す。動作はたったこれだけなのに、海の向こうに居る相手に繋がり話すのはこの何十倍も難しい。

「もしもし、牧野か?」
ようやく繋がった電話。
「うん。久しぶり!」
「この前連絡もらってたのに出れなくて悪い。」
「忙しいんでしょ?わかってるから。それより時間大丈夫?」
「10分ってとこだな。」
10分という短く限られた時間。
少しでも沈黙にならないようにと、必死に言葉をつなぐものの、肝心の一言が言い出せずにいる。

「今日さ日本で流行ってる医療物の映画みてきたんだけど、主人公がかっこよくてさー!」
「あっそ?」
「道明寺はみてないからわからないのよ、あのかっこよさが!」
「つーか俺よりカッコいいやつなんていねぇつーの!」
「だから、次元が違うのよ!出てる女優さんもすっごくかわいくてさぁ。オペのシーンとかさ、手さばきがすっごいんだから!」
残り時間を意識したくなくてまくしたてるように話す。

「あたしもあんな風になりたいって憧れるって言うか。」
「お前には無理だろ!」
「そんなのやってみないとわからないじゃない?」
司に即座に否定されたことがおもしろくなくて、つくしの負けん気の強さが顔を出し気づいた時には、口をついて出た言葉。
「…もしももしもだよ。あたしが医者になりたいって言ったらどう思う?」
「はぁっ?お前寝ぼけてるのか?冗談もほどほどにしろよ。」
『何よ、その言い方!』
いつものつくしだったら、そう返したはずが、今はその台詞が出てこない。
代わりに出た台詞は誤魔化すものでしかない。
「そっ、そうだよね、ないよね。いや、わかってるんだよ、でもつい言ってみたくなったっていうかさ。うんうんないよね。あははは。」
「そんなことよりお前の大学のことだけどよ…」
そんなことと、一括されたことも、電話越しに司を呼ぶ声があることも、聞こえているのに、冗談の一言で流された言葉が胸に痛い。

「おっと…悪い。時間だから、切るは。」
「う、うん。じゃあまた。」
こんな時だけ助かる電話という手段にいつもは嫌いでしかないタイムリミット。
電話だから、今の顔を見られることもなく、切られた電話から見透かされることのない隠しきれなかった気持ち。


切ったあとスマホを操作し通話時間をみると、9分38秒の文字。

5月になったとは言え夜はまだ少し肌寒く感じる季節。
「…冗談、か。」
自分の心の中にポッカリ開いた穴。
その穴から隙間風が入り込んでくるのを止める術がわからなくなった夜。
東京、アメリカ間の一万キロの距離よりも、司との心の距離が遠のいている気がしていた。



なんとか滑り込み更新!

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